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                                オープニング 地元の仁瀬本神楽「鎮守」
注連引けば ここも高天の原よ立つ
  集まり給へ 四方の神々


第9回目を迎えた「九州山地神楽祭り」集まり給えし神々を御紹介します

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布刀玉命(〆舞 白石神楽)              天鈿女命(宇受賣舞い 鞍岡祇園神楽)

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太玉命(柴引き 鞍岡祇園神楽)            手力雄命(手力 鞍岡祇園神楽)

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手力雄命(由布舞い 鞍岡祇園神楽)          天照大神(舞い開き 鞍岡祇園神楽)

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須佐之男命(八雲祓 中江岩戸神楽)          櫛無田姫(八雲祓 中江岩戸神楽)

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手力雄命(手力雄の舞 高千穂秋元神楽)        天鈿女命(鈿女の舞 高千穂秋元神楽)

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手力雄命(戸取の舞 高千穂秋元神楽)         イザナギ命・イザナミ命(御神体の舞 高千穂秋元神楽)

2010.1/30 山都町蘇陽総合支所大ホールにて
大きなサイズでご覧になりたい方はフォトライブラリーへ九州山地神楽祭り2010<←クリック>
はじめに、いきさつを

12/15 電話にて
    「私、NHK熊本の○○○といいますが、熊本の冬ネタを探してます・・・
    スノーハイクを案内されているそうですが、何処を歩くのですか?」
     
    「日頃は五ヶ瀬ハイランドスキー場がある向坂山〜白岩山を案内しています」

    「そうですか。宮崎県なんですね。残念です・・・」

    「いや、ちょっと待ってください。スキー場のゲレンデから向坂山へ歩く道は熊本県と宮崎県
    の県境の尾根です。熊本県側は山都町です。熊本にいや九州にこんなとこがあるんだ!と大概
    の人はびっくりされるでしょうから是非取材にきてください」
     
    「わかりました。検討してみます」 

12/30  「今日から正月休みなんで一度下見に行きたい」とのことだったので向坂山を案内
     阿蘇五岳を眼下に見下ろし、パウダー状の新雪をスノーシューを履いて歩きました。
    「わかりました。やりましょう!何県だろうと関係ないですね」ヽ(^◇^*)/
     
1/13   年が明けて連絡があり「樹氷ができる様子をカメラにおさめたい」とのこと
     それならば、今冬一番の寒気団襲来と予想された1/13に照準を合わせて再び向坂山へ
     しかし、この日の気温は氷点下13度、風も強くおそらくは20m/s以上、雪が小枝に
     あたってもすぐに吹き飛ばされうまく付きません。それより何せこの寒さ、カメラ
     三脚も凍って動かずバッテリーもすぐ寿命、また手袋なしでカメラを回す手が最初は
     真っ赤にはれ上がったようになり、そのうち血の気失せて真っ白に!それでも何とか
     風の弱い山中に入り込み、無事樹氷ができる様子の撮影に成功!まさに氷の世界でした
     (あとで聞いたのですが、カメラマンの手はやはり軽い凍傷になってたみたいです)

1/16  スノーハイクの醍醐味は何といっても樹氷!それも青空のなかで。この最高の条件を
    満たしてくれそうなこの日、本番撮影としました。
    予想的中!青空に映える見事なブナの樹氷、1mを超える新雪。参加者一同、まさに神の領域
    に足を踏み入れたようで声もでないほどの感動の様子、何より案内する私が絶句してました!
    カメラマン「これは熊本のニュースだけではもったいない。九州全局で流します」

という次第で、以下放送予定です。
よろしかったら是非ご覧ください!

1月28日(木)午後6時10分〜午後7時
熊本 「クマロク!」

1月29日(金)午後6時10分〜午後7時
福岡 「ニュースなっとく福岡」
宮崎 「ニュースWAVE宮崎」
鹿児島「情報WAVEかごしま」
など
*熊本以外の九州は29日放送となるそうですが、各局の判断により変わる可能性もあるとの事です

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20kg以上のカメラ機材を背負って雪山を歩くのは大変です。お疲れ様でした。 2010.1/16向坂山

今週の大寒波、各地で雪の被害もあってるようでお見舞い申し上げます。
1月中旬というのは、二十四節季でも「小寒」から「大寒」の間で、1年中で最も寒い時期とされています。
去年も1.13/14に大雪、今年も同じ日でやはり太陽が一番遠のくこの時期が、地球温暖化とはいえ昔から寒いんですね。
ここ山都町馬見原でも13日は積雪が20cmほど、年に何回かはこんな積雪もあって慣れてはいるものの、とにかく気温が低く日中でもずっと氷点下、スケートリンクと化した道路ではスリップ事故が多発し通行止めとなりバスも全面運休、学校もほとんど休みといった閑散とした状態となりました。
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全面通行止めというのは珍しい。1/13午後 R218山都町馬見原〜清和間

今年の冬も幾度か雪山を案内し樹氷ハイクを楽しんでいただいてますが、この12・13の両日はさすがに辛かった〜の一言でした! 向坂山、標高1600mで氷点下12度、最大風速20m、積雪も日中だけで40cm以上、前も見えないくらいの猛吹雪でした。こんな寒さ、九州ではそう滅多に経験できるものではありません。ある意味貴重な体験でした。
帰路の車、もちろん4駆にチェーンを装着していますが車高がつかえてしまうほどの雪でフロントガラスも氷っぱなし、やっとこさ帰り着きましたo(;△;)o
日本海側の豪雪地帯や北海道のように日々がこうだとゾーっとしますが、晴れ間さえ覗けばこんな絶景↓を楽しめる寒波襲来、また来てくれないかなと個人的には思ってます!
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これほどきれいなブナの樹氷をみることができるところは日本でも数少ないと思います!
これらの写真はフォトライブラリー樹氷ハイク2010<←クリック>でも是非お楽しみください。

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山だけでなく里の雪景色もいいものです。斜面の茶畑が粉砂糖をまぶした美味しそうなロールケーキに見えます!?
GATEAU CHACOLAT(ガトー茶コラ)って名付けました(^▽^)/
いといよ大晦日となりました。ここ九州中央山地は今日も雪です。12月にこれほど冷え込みが続くのはあまり記憶がありません。尾根は尺近い雪がすでに根雪となっています。

さて、1年を締めくくる大晦日ですが、前回ブログに書いた椎葉、竹の枝尾地区などでは夕刻になると三々五々、神社や山の祠などに人が集まり、1年の無事を、豊穣を感謝し拝む。また山陰に沈みゆく夕陽に向かって「今年も1年ありがとうございました」と手を合わせる。誰がさせるでもなく村人全員がそうしていると聞きます。

現代においては初日の出、初詣と年の初めにこそ願い事を託しますが、お願いばかりではなく感謝する事こそ大事だと思い直し、今日は近くの社にお詣りにいくことにします。

「柳田國男を歩く(江口司著)」によると、正月を祝うというのは近世のことであり、この脊梁一帯の村では今でも「正月は外にでない」「障子も、雨戸も開けるな」「庭先の注縄を低く垂れ下げ結界をはる」といった習わしがあり、諸塚村では「もし水汲みなどで外へ出て隣の人にあったとしても挨拶しない。お互い会わなかったことにする」と驚くべきことが書かれています。自分も今更そうしようとは思いませんが、本来正月は忌みこもる日だそうです。

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今年最後の写真は日本中が大騒ぎした日食の模様(2009.7/22、高千穂町岩戸)と十根川神社神楽「手力男の舞」(2009.12/20、椎葉十根川)
天照大神がお隠れになったという天の岩屋でその瞬間を待った。運よく雲が晴れ最大95%の欠けを撮影できた。一説では3世紀後半の幾度かの皆既日食から岩戸伝説、神話が生まれたという。また卑弥呼の死とも大きく関わっているらしい。
右は多くの夜神楽で舞われる岩戸開き、ここ十根川では神主が幣をつけた3本の榊枝に天照大神の面さまを岩屋から取り出して舞い太夫に渡す。八百万の神々の最高神として崇められる。

この拙いブログ記事を今年も最後まで読んでいただきありがとうございました。
月2、3のペースでしか書けませんが、来年もまた読んでいただけたらと思います。
それでは、良いお年をお迎えください。

冬の時期、ここ九州中央山地一帯で執り行われる伝統の夜神楽、高千穂の夜神楽がつとに有名ですが、隣接する五ヶ瀬、椎葉、蘇陽、諸塚、米良や五家荘など"山深きところに夜神楽あり"で百はゆうに超すであろう神楽が、数百年の歴史文化をいや千年にも及ぶ信仰や営みを今に伝えています。それは山に生きる男たちの最高の舞台であり、同時に地域の力を保持する(誇示する)大切な行事となっています。
そんな神楽ですが、同じ町や村にあってもどれとて同じものはありません。特に椎葉神楽(国指定重要無形民俗文化財)は26地区に伝えられていますが、狩猟や焼畑文化だったり、修験色が強かったり、パフォーマンスが優れたりと、それぞれに特長ある演目や構成で興味が尽きません。
今回はなかでもここにしかないと言われる特異な演目を多く持つ「獄之枝尾神楽」からいくつかを紹介します。

先ず、破れ笠に蓑、背につづらを背負い、杖をついたみすぼらしい姿をした旅人が一夜の宿を請う「宿借り」
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「御宿なるまじき候」と宿を断る主人(神官)だが、旅人が「我等こそ山口、中山、奥山にさし入りて山廻りをし治めてきた。山と川の境には山と社を建ててきた」と重ねて宿を請う。問答の末にこのみすぼらしい旅人こそが、この地の悪神を祓い村人に寿福をもたらす「山の神」と気づき、仲裁役も入って杯を交わす。この問答よくよく聞いていると「山の神」⇔「修験者」⇔「木地師」と幾重にも重なって見える。どう聞いても山伏用語とも言うべきか解釈できない言葉も羅列されていて全文は解読できないが、背景には日本各地に伝わる「蘇民将来説話」があると推察される。おそらくは里に住み着いた修験者から伝え教わったものであろうが「誇り高き山人の原点」にも思われて実に興味深い。
動画をYouTubeにUPしています(画質は良くありません。悪しからず)

次に、中央に高天原、その横に4mもある青竹に榊の枝や御幣をくくり付けた注連を12本たてた外神屋での2幕
鬼神 綱切
左:「注連引鬼神」 12本の注連から延びた紅白の布を引き豪快に舞う鬼人
右:「綱切」 高天原の両脇に置かれていた、なわ蛇を俵に押さえつける。見物客が固唾をのんで見守る中、何と宮司が真剣を振りかざし一刀に切り落とす。その後この蛇の首が高々と掲げられ大喝采をあびる。
他にも「星指」「柴問答」「綱問答」と問答形式の唱行(しょうぎょう)が多くあり、そもそもの神楽の謂れを物語っていて面白い。
例年12月第1土曜日に「竹の枝尾神社」で行われます。数ある椎葉神楽のなかでも一見の価値がありお勧めです。年があけて2月には東京公演も予定されているそうです。関東の方はお楽しみに!
山都町を東西に横断する日向往還、往還とは今でいう主要地方道といったところ。人や物が行き来し、交易が栄え文化が交流したその道、またその往来そのものを言います。この往還あってこそ浜町、馬見原といった町が賑わいました。
九州の中央部にあって宮崎・大分とも近く今なお国道が4本も通る山都町、中世紀から昭和の初期まではこの日向往還のみならず、ここを起点終点としていくつもの往還がありました。

そのひとつが「那須往還」旧清和村・矢部町と宮崎県椎葉村を結ぶ古道です。九州脊梁の北稜線「遠見山」から「切剥」「三方山」をとおり、かつて那須(奈須)山とも呼ばれた秘境の地、椎葉村とを最短距離でむすんでいます。
明治10年の西南戦役でも西郷軍延岡隊などは、この往還をまた雷坂と呼ばれた道を通って人吉へと行軍しています。
遠く遡れば、椎葉や五家荘の平家落人伝説もこの道を辿り白鳥山に逃げ延び隠棲したところから始まっています。

車社会となって半世紀以上、スズ竹が茂り低灌木が覆い廃道となっていたその古道ですが、ここ十年あまりトレッキングブームもあって地元有志が立ち上がり今では立派な登山道として、また歴史ロマンあふれる古道として復活しています。尾根伝いには天然のブナ林帯も残り春の新緑、初夏の花々、秋の紅葉が多くの方を楽しませてくれています。
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左:清和川の口林道の終点、遠見山登山口に那須往還入口の標識が立っている。かつては清和の汗見、矢部の菅囲を起点としたと思われるが今その道は確認できない。
右:遠見山南麓の美しき紅葉(10月下旬)

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菅の穴谷(鴨猪川源流域)を詰めたあたりから久保の息にかけてブナ、ミズナラの巨木が立ち並ぶ。写真は往還をはさんで仲良くそびえ立つ「源氏夫婦ブナ」と名付けられた樹齢300年以上はあるうかというブナの巨木

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左:往還は向霧立越とも呼ばれ高岳〜国見岳〜五勇山を通って椎葉越(五家越)、水上越へとつながっている。
写真は五勇山から椎葉向山地区萱野へと降りる分岐点
右:高岳と国見岳の間、山池湿原手前から分岐し、椎葉尾前地区へと降りていく雷坂とよばれる古道、昭和40年代椎矢林道が開通するまではこの道が基幹道であった。

この往還が去年から始まった「九州脊梁トレイルラン」のコースとして一部使われランナーの皆さんにも親しまれています。その大会の発起人でもあり、この脊梁縦走道を切り分けた立役者が、大正生まれで今なお現役で山行きガイドをされている永谷誠一氏です。この秋実施した九州脊梁ロングトレイルのリーダーガイドもお願いしました。その永谷氏、これまどの功績を称えて2009日本ランナーズ賞を見事受賞されました。今日(12/1)東京でその授賞式があるそうです。熊本の誇りです。心より祝福申し上げます。
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左:倒木を乗り越え尾根を駆け抜けるランナーたち(九州脊梁トレイルラン2008より)
右:永谷誠一氏(山都町在住83歳) いつまでもお元気で私たちを導いてください。

今朝(11/24)のくまにち撮れたてニュース(←クリック参照)の夕陽の写真素晴らしかったですね〜
私も偶然あの時間、同じ夕陽を隣町の夕焼け絶景ポイント”枡形山”から見ていました。
何故、平坦地では写真のように沈む太陽があんなに大きく見えるんでしょう?もちろんカメラレンズのせいでしょうし錯覚もあるでしょうが、九州のどまんなかで見る限りは沈む太陽の大きさも周りの景色に圧倒されてかさほど昼間のそれと変わらないようです。ただ360度のパノラマ全体がオレンジ色に染まりながら山並みを浮かびあがらせるサンクチュアルな世界はここがやはり「天孫降臨の地」であり「高天原」とつながっているという実感がします。
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17:08 北方向、高天原で知られる幣立神宮のある山都町蘇陽の大地越しに浮かびあがる阿蘇(左)と
くじゅう(右)の山並み

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17:09 西方 脊梁尾根小川岳付近に沈む夕陽

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17:11 くまにちの写真で飛び立っていった同じ旅客機のものと思われる白い細い航跡が東の空へと
消えていった(写真中央)
11/6・7の「蘇陽峡もみじ祭」好天にも恵まれ、絶景紅葉を楽しんでいただいた事と思います
特にウォーキングやカヌーに参加していただいた方、存分に堪能していただけたんではないでしょうか
今日明日は天気も下り坂で落葉はじめるでしょうが、まだまだいけます。
12年ぶりともいわれる色づきようです!今週末のラストチャンスにかけましょう。
蘇陽峡ウォーク

蘇陽峡カヌー

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