
「このヤボに火を入れ申す。ヘビ、ワクドウ(蛙)、虫けらども、早々に立ち退きたまえ。山の神様、火の神様、お地蔵様、どうぞ火の余らぬよう、また、焼き残りのないようお守りやってたもうれ」
と火入れの詞を唱える儀式から始まる焼畑。いまや日本広しといえども、この伝統的な焼畑の光景を目にできるのはここ宮崎県椎葉村しかない

火は山の斜面の上から徐々に点ける。これを下り火といって一気に燃え広がらせず、時間をかけてしっかりと焼いていく。こうした焼き方は地形や天候、風向きを的確に判断する熟練した人達がいてこそできる
斜面を約3時間かけて焼いたあと、まだ熱も冷めやらぬなか種まきが始まるが、ここでも最初に唱え言がある
「これよりあきほうに向かって蒔く種は根太く、葉太く、虫けらも食わんように 一粒万倍、千俵万俵 おおせつけやってたもうれ」

当主 椎葉 勝 さん
山の木を切り下ごしらえをする。翌年夏にこうして火を入れ種をまく。農薬化学肥料などを一切使わずソバ、カブ、イモ、豆類など3〜5年耕作して元の雑木山に戻す。いくら山間地で水田や畑地がないとはいえ、50度はあろうかという急傾斜地で機械を全く使えない重労働で生産性、収益性は低い。また収穫の安定性も欠くため、この縄文以来の伝統的農法が日本全国の山間地から消えてしまったのも仕方ないのか。しかし貴重な後継者である勝さんは「非効率なのはわかっているが、やめるにやめられん その理由の第一はこの”種を残すため”ここで代々残してきた種を自分の代で絶やすわけにはいかない」・・・と。
100年前に日本民俗学の父といわれる柳田國男をも戦慄させた焼畑や狩猟の文化、そんな“日本人の原点”ともいうべき生活や文化が 今なおこの椎葉の地に受け継がれているのは、こうした精神があってこそ
百聞は一見に如かず、勝さんも焼畑をとおしてこうした「日本の農・食文化の原点を一人でも多くの人に知って理解していただきたい」と火入れから種蒔き、収穫体験を農家民宿として受け入れている

左:種を蒔いたあとを竹ホウキを使って地表をならす参加者
右:3週間後に訪れたときは一面にソバが出そろい白いつぼみを付けていた

左:急斜面で立っているのもやっとというなか、慣れない手つきで何とか自分で食べる分は刈り取るぞと収穫体験参加者の皆さん
ソバは75日で収穫できるといい、霜がおりる前 10月下旬から刈り取って干す
右:作業の後は秋篠の宮も聞きに来られたというクニ子ばあちゃんの話(本人いわく6000年前からの話)を聞きながらソバ粉をこねて味噌汁にいれたワクド汁や山菜料理の数々をいただく様子。昔懐かしい味がしていずれも絶品!!
これらの写真は去年の一連の模様ですが、今年2009年の火入れの日程が決まりました。8月のお盆前の平日ですが、参加を希望される方はECO九州ツーリストまで お問い合わせ ください
先着順で10名まで御案内します
またイベントプラン→「柳田國男が見た椎葉」(7月18日からの3連休)でも焼畑の地を訪ねます
今年の夏は是非、秘境椎葉を訪ねてみましょう
例年より遅いらしいけど暦どおり入梅となりました
春先からの異常な少雨で川もダムも干上がって、一部の田では田植えもできない状態だったので適度な雨が望まれるところです
ただ、このうっとうしい空が1月半近く続くと思うと気が滅入ります
山では梅雨入りの前後は真白い木々の花のオンパレードです
ミズキやウツギ、ヤマボウシ、オオヤマレンゲ等の白い花が濃い緑の森に映えます
雨にぬれるとなお一層浮かび上がるようです

ヤマボウシ
そんな花々に囲まれてあの「マタタビ」もこれから葉裏にひっそりと純白の花を付けます。ただ小さくて外からは見えにくいためか、ある工夫をします。それは皆さんも良くみかける一瞬白い花にもみえるこの白化した葉です。周りの花々に負けじとこの時期になると蔓先の葉を白くして虫たちを誘引しているものと考えられます。

左:マタタビの花 6月 右:遠くからでは花にも見えますが、近くで見ると白いペンキを被ったようです
こうして受粉した実は熟すと食べられます。キウイフルーツもマタタビ科で同じ仲間です。この実を食べるとまた旅に出たくなるほど元気になる!?とかネコが恍惚感を覚えるとかで知られています。
で、花が終わって実がなる頃、何とまた元どおりの緑の葉に戻るんです
何気な草花もこうして観察すると実に面白いものです
春先からの異常な少雨で川もダムも干上がって、一部の田では田植えもできない状態だったので適度な雨が望まれるところです
ただ、このうっとうしい空が1月半近く続くと思うと気が滅入ります
山では梅雨入りの前後は真白い木々の花のオンパレードです
ミズキやウツギ、ヤマボウシ、オオヤマレンゲ等の白い花が濃い緑の森に映えます
雨にぬれるとなお一層浮かび上がるようです

ヤマボウシ
そんな花々に囲まれてあの「マタタビ」もこれから葉裏にひっそりと純白の花を付けます。ただ小さくて外からは見えにくいためか、ある工夫をします。それは皆さんも良くみかける一瞬白い花にもみえるこの白化した葉です。周りの花々に負けじとこの時期になると蔓先の葉を白くして虫たちを誘引しているものと考えられます。

左:マタタビの花 6月 右:遠くからでは花にも見えますが、近くで見ると白いペンキを被ったようです
こうして受粉した実は熟すと食べられます。キウイフルーツもマタタビ科で同じ仲間です。この実を食べるとまた旅に出たくなるほど元気になる!?とかネコが恍惚感を覚えるとかで知られています。
で、花が終わって実がなる頃、何とまた元どおりの緑の葉に戻るんです

何気な草花もこうして観察すると実に面白いものです

と呼ばれる大分、そのゆえんはやはり森・水の恵みが豊かな地だからでしょう
垂直分布を感じながら徐々に高度を上げ、ブナ樹林帯を抜けると一面のミヤマキリシマがお出迎え!!
しばしお花畑に身をうずめ、くじゅうの絶景やまなみを堪能
下山路は別ルートにて再び緑のシャワーを浴び、溢れ出す湧水に癒され、まさに心身ともに豊かになれました

吉治登山口近く 鳴子川/暮雨の滝 登山道は林木遺伝資源保存林になっている広大なブナ林帯を歩きます

平治岳(標高1643m) 山頂西斜面から三股山・硫黄山を望む 左下は坊がツル湿地帯

虫害もほとんどなく見頃を迎えた平治岳山頂付近、6/7の山開きまで綺麗に咲いてくれてるでしょうか!?

下山はソババッケをとおり男池登山口へ 男池からはブルシャンブルーの清冽な水が勢いよく湧き出ていました

ユキザサ チゴユリ
垂直分布を感じながら徐々に高度を上げ、ブナ樹林帯を抜けると一面のミヤマキリシマがお出迎え!!
しばしお花畑に身をうずめ、くじゅうの絶景やまなみを堪能
下山路は別ルートにて再び緑のシャワーを浴び、溢れ出す湧水に癒され、まさに心身ともに豊かになれました

吉治登山口近く 鳴子川/暮雨の滝 登山道は林木遺伝資源保存林になっている広大なブナ林帯を歩きます

平治岳(標高1643m) 山頂西斜面から三股山・硫黄山を望む 左下は坊がツル湿地帯

虫害もほとんどなく見頃を迎えた平治岳山頂付近、6/7の山開きまで綺麗に咲いてくれてるでしょうか!?

下山はソババッケをとおり男池登山口へ 男池からはブルシャンブルーの清冽な水が勢いよく湧き出ていました

ユキザサ チゴユリ
17日、五ヶ瀬川の源流部である霧立山地(向坂山・白岩山)でキレンゲショウマを代表する稀少な植物の種の保存をするための鹿防護ネット設置、メンテナンス作業が行われました。
この作業を知ってかけつけたボランティアも加わって総勢38名、あいにくの天候にもかかわらず予定されていた作業も無事終了、ご参加の皆様大変お疲れさまでした。

キレンゲショウマ:かつては脊梁を代表する夏の花としていたるところに群落をなしていた 右オオヤマレンゲ:こうした木本類まで被害にあっている
この防護ネット、設置した中に鹿が侵入しなければいいんですが、落石や倒木、積雪で倒されたり、最近では噛みちぎられたりの被害で容易く出入りされ、かえって防護ネットのなかのほうが被害が大きいなんてこともあってます。そのためにも定期的なメンテナンスが欠かせないのですが、設置は補助事業でやれたとしても補修作業はボランティアに頼らざるを得ないのです。
猟師さんも減ってるし、他に有効な手段がない現状では試行錯誤しながらも何とか種の保存のため、いつしか鹿が減少したとき多様な植生をもつ豊かな森が復活するよう願いを込めて続けていくしかありません
※九州中央山地の尾根一帯の約6000haは太平洋型ブナ林がまとまって存在し,日本最大規模の湿性タイプのブナ林が発達している貴重な森林として
森林生物遺伝資源保存林に指定されています
話は変わりますが、種の保存といえば、先日今年初のヤマメ釣行、内大臣川・東内谷に行ってきました。峡谷沿い林道の災害復旧もほぼ終わり(椎矢峠までは行けません)、新緑のシャワーを浴びての久しぶりの釣行で胸躍る気持ちでルアー引いてましたら、ガツンと手ごたえ!!♯4の細いラインを慎重に巻き取ると何と尺上の立派なイワナ
近年、九州の源流部のあちらこちらでイワナが釣れてますが、本来九州にはイワナは生息していなく源流部はヤマメの生息域です。各河川を管理する漁協がこうしたイワナを放流するはずがなく、個人的な楽しみであちらこちらの源流へ放流してると思われますが、絶対止めてください!!イワナが繁殖すれば、ヤマメはその生息域を追われていなくなります。昭和の後半、九州で最も早くイワナが放流されたであろう大谷川源流祖母山北谷では、ヤマメが姿を消しました。イワナは九州にあってはブラックバス同様、外来生物なのです。
日頃リリースに徹している私もイワナばかりは持ち帰ります。これからもイワナ情報だけは場所をあきらかにして出していきます。
皆さんバンバン釣りあげて美味しくいただいてください♪(*゚ー゚)ノ\____((¶))
この作業を知ってかけつけたボランティアも加わって総勢38名、あいにくの天候にもかかわらず予定されていた作業も無事終了、ご参加の皆様大変お疲れさまでした。

キレンゲショウマ:かつては脊梁を代表する夏の花としていたるところに群落をなしていた 右オオヤマレンゲ:こうした木本類まで被害にあっている
この防護ネット、設置した中に鹿が侵入しなければいいんですが、落石や倒木、積雪で倒されたり、最近では噛みちぎられたりの被害で容易く出入りされ、かえって防護ネットのなかのほうが被害が大きいなんてこともあってます。そのためにも定期的なメンテナンスが欠かせないのですが、設置は補助事業でやれたとしても補修作業はボランティアに頼らざるを得ないのです。
猟師さんも減ってるし、他に有効な手段がない現状では試行錯誤しながらも何とか種の保存のため、いつしか鹿が減少したとき多様な植生をもつ豊かな森が復活するよう願いを込めて続けていくしかありません
※九州中央山地の尾根一帯の約6000haは太平洋型ブナ林がまとまって存在し,日本最大規模の湿性タイプのブナ林が発達している貴重な森林として
森林生物遺伝資源保存林に指定されています
話は変わりますが、種の保存といえば、先日今年初のヤマメ釣行、内大臣川・東内谷に行ってきました。峡谷沿い林道の災害復旧もほぼ終わり(椎矢峠までは行けません)、新緑のシャワーを浴びての久しぶりの釣行で胸躍る気持ちでルアー引いてましたら、ガツンと手ごたえ!!♯4の細いラインを慎重に巻き取ると何と尺上の立派なイワナ
近年、九州の源流部のあちらこちらでイワナが釣れてますが、本来九州にはイワナは生息していなく源流部はヤマメの生息域です。各河川を管理する漁協がこうしたイワナを放流するはずがなく、個人的な楽しみであちらこちらの源流へ放流してると思われますが、絶対止めてください!!イワナが繁殖すれば、ヤマメはその生息域を追われていなくなります。昭和の後半、九州で最も早くイワナが放流されたであろう大谷川源流祖母山北谷では、ヤマメが姿を消しました。イワナは九州にあってはブラックバス同様、外来生物なのです。

日頃リリースに徹している私もイワナばかりは持ち帰ります。これからもイワナ情報だけは場所をあきらかにして出していきます。
皆さんバンバン釣りあげて美味しくいただいてください♪(*゚ー゚)ノ\____((¶))
今日までをGWとすれば、かれこれ2週間ですが、4/26の雪に始まり5/5突然の降氷、今週末の夏日、目まぐるしい天気変化には驚かせられました
全般的には概ね天気良好だったということでしょうが、気温差25度に一番驚いたのは山の草木だったようです

5/8 時雨岳の山頂付近を覆い尽くすヤマシャクヤクの咲きっぷりは見事でしたが、なかには凍焼けで真っ黒になった葉も目立ちました

天主山(5/2)・白鳥山(5/8)は今から満開を迎えます 水呑みの頭〜木浦林道(5/6)のシャクナゲも今からでした

キリタチヤマザクラは終わりました(4/29) ツクシコバノミツバツツジも終盤です(5/9)

5/3・4期待の霧島縦走(韓国岳・獅子戸岳・新燃岳・中岳・高千穂峰〜)山霧も幻想的で良かったんですが、アップダウンの繰り返しまた高千穂河原周辺の石畳には閉口しました
ミヤマキリシマは2週間ほど先になりそうです
という事で連日の山行き、早くも体は夏バテ気味です(*'-'*)
全般的には概ね天気良好だったということでしょうが、気温差25度に一番驚いたのは山の草木だったようです

5/8 時雨岳の山頂付近を覆い尽くすヤマシャクヤクの咲きっぷりは見事でしたが、なかには凍焼けで真っ黒になった葉も目立ちました

天主山(5/2)・白鳥山(5/8)は今から満開を迎えます 水呑みの頭〜木浦林道(5/6)のシャクナゲも今からでした

キリタチヤマザクラは終わりました(4/29) ツクシコバノミツバツツジも終盤です(5/9)

5/3・4期待の霧島縦走(韓国岳・獅子戸岳・新燃岳・中岳・高千穂峰〜)山霧も幻想的で良かったんですが、アップダウンの繰り返しまた高千穂河原周辺の石畳には閉口しました
ミヤマキリシマは2週間ほど先になりそうです
という事で連日の山行き、早くも体は夏バテ気味です(*'-'*)
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