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2009
09
28

九州脊梁縦走記

9月のシルバーウィークに九州の背中にあたる分水嶺の尾根を3日間かけて縦走しようという九州初企画ともいえる試み「九州脊梁ロングトレイル」を実施しました。
この山行き、脊梁の盟主「国見岳(1739)」を中心に9座を一度に踏破できる登山としての魅力もさることながら全行程、原生のブナ林帯のなか圧倒的な大自然を堪能していただこうという企画でした。
幸い好天にも恵まれ、結果はリタイアどころか一人の遅れもなく予定どおりの行程で全員無事に完歩できました。

記録
総歩行距離42.2km(偶然にもフルマラソンと同じ距離でした!)
総上昇高度3249m(尾根歩きで標高差はさほどないのですがアップダウンの積算ではこうなりました)
総歩行時間27時間40分(休憩時間を含む、1日平均約9時間)
登頂した主な山・・・黒峰(1283)、小川岳(1542)、向坂山(1684)、三方山(1578)、高岳(1583)、国見岳(1739)、五勇山(1662)、烏帽子岳(1692)、白鳥山(1639)  でした。

DSC_1080.jpg DSC_1083.jpg
最初の山は脊梁の北端、唯一のカヤ場で展望の良い「黒峰」
左:山都町を眼下に阿蘇・くじゅう・祖母の山なみを見る
右:ここから南延びる稜線が脊梁尾根、中央手前からトンギリ山、小川岳、向坂山のピークを望む

DSC_1089.jpg DSC_1092.jpg
左:一の瀬越えと呼ばれる峠にある西郷隆盛休息所にて、明治10年、今から132年前の西南戦役では西郷さんもこの脊梁尾根を退路としている。
右:トンギリ山直下の急登部では樹齢300年以上の夫婦ブナに励まされる

DSC_1108-1.jpg DSC_1110.jpg
小川岳を過ぎると直径1mを越すブナやミズナラ、シオジやシナノキなどの巨樹が現れる。ここからの尾根一帯は遺伝子資源保存林として人の手が入ってない原生の森となる。

DSC_1117.jpg DSC_1153.jpg
左:1日目ゴール五ヶ瀬ハイランドスキー場南の黒岩からの眺望、幾重にも連なる山なみの一番奥にゴールとなる白鳥山が見えたが、あまりの遠さに愕然となる参加者も。説明しなきゃ良かった・・
右:2日目ゴールは国見岳手前の山池登山口、林道を野営地とする。地元「大国見会」の手厚いもてなしに疲れも癒える。またこの頃になると見ず知らずの寄り合いパーティとは思えない親密さで話もはずむ

DSC_1185.jpg DSC_1184.jpg
烏帽子岳南方尾根の展望岩より:あれだけ遠くに見えたゴールも、もう目の前。左斜面は「焼畑の地」椎葉向山地区
右:その直下に「坊さん峠」と呼ばれる交差がある。昭和の時代まで尾根を隔てた五家荘樅木まで椎葉側のお寺(称専坊)から檀家回りのために峠を越していたという。1日で往復するのは困難でこの古株の根元にはタイマツと焼酎が置かれていたそうだ

DSC_1215.jpg
今回ゴールとした白鳥山は椎葉・五家荘の平家落人伝説の根元の舞台、それぞれに800年以上の伝承が今に伝わるが、共通してこの地に平清経一行の隠れ居があったとされるところから物語は始まる。このドリーネ(石灰岩が雨水で溶食されて出来た窪地・湿原のこと)、や御池はその伝説を裏付けるかのよう、たとえようもない神秘性と荘厳さを感じる。脊梁の大自然、歴史ロマンが凝縮した素晴らしい情景だ

今回、この長き縦走のリーダーガイドをしていただいた永谷誠一さん(日本トライアスロンの父ともいわれ、現在83歳ながら未だ現役で北アルプスや富士山などをガイドされている。10月11日第2回目となる九州脊梁トレイルランin山都のコース開拓者で企画者)、またサブとして緊急時に備え20kものレスキュー用具を担いでサポートしていただいた登山ショップ「峯夢」オーナーの小倉伸一さん、さらにこの旅をささえていただいた緑川清流館、五ヶ瀬やまめの里、椎葉大国見会、五家荘山女魚荘、御参加の皆さん全員のご協力、ご理解に感謝します。
ありがとうございました。

この成功を機にまた来年以降、定期に実施していきます。お楽しみにm(._.)m
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