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2009
12
31

忌みこもる正月

いといよ大晦日となりました。ここ九州中央山地は今日も雪です。12月にこれほど冷え込みが続くのはあまり記憶がありません。尾根は尺近い雪がすでに根雪となっています。

さて、1年を締めくくる大晦日ですが、前回ブログに書いた椎葉、竹の枝尾地区などでは夕刻になると三々五々、神社や山の祠などに人が集まり、1年の無事を、豊穣を感謝し拝む。また山陰に沈みゆく夕陽に向かって「今年も1年ありがとうございました」と手を合わせる。誰がさせるでもなく村人全員がそうしていると聞きます。

現代においては初日の出、初詣と年の初めにこそ願い事を託しますが、お願いばかりではなく感謝する事こそ大事だと思い直し、今日は近くの社にお詣りにいくことにします。

「柳田國男を歩く(江口司著)」によると、正月を祝うというのは近世のことであり、この脊梁一帯の村では今でも「正月は外にでない」「障子も、雨戸も開けるな」「庭先の注縄を低く垂れ下げ結界をはる」といった習わしがあり、諸塚村では「もし水汲みなどで外へ出て隣の人にあったとしても挨拶しない。お互い会わなかったことにする」と驚くべきことが書かれています。自分も今更そうしようとは思いませんが、本来正月は忌みこもる日だそうです。

nissyoku.jpg tazikarao.jpg
今年最後の写真は日本中が大騒ぎした日食の模様(2009.7/22、高千穂町岩戸)と十根川神社神楽「手力男の舞」(2009.12/20、椎葉十根川)
天照大神がお隠れになったという天の岩屋でその瞬間を待った。運よく雲が晴れ最大95%の欠けを撮影できた。一説では3世紀後半の幾度かの皆既日食から岩戸伝説、神話が生まれたという。また卑弥呼の死とも大きく関わっているらしい。
右は多くの夜神楽で舞われる岩戸開き、ここ十根川では神主が幣をつけた3本の榊枝に天照大神の面さまを岩屋から取り出して舞い太夫に渡す。八百万の神々の最高神として崇められる。

この拙いブログ記事を今年も最後まで読んでいただきありがとうございました。
月2、3のペースでしか書けませんが、来年もまた読んでいただけたらと思います。
それでは、良いお年をお迎えください。

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