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2010
04
04

伝統の火

暖をとる。お湯をわかす。煮炊きなどの調理をする。山を焼いて畑を作る。枯れ草を燃やして芽吹きを待つ。器を焼いたり鉱石までも溶かす炎。
古来より人々の暮らし・営みに「」は欠かせない存在でした・・・。と、もはや過去形、今や私たちの生活から「火のある暮らし」がなくなろうとしています。
囲炉裏やカマドが消え、焚き火の情景さえ見ることがありません。それは現代人にとって必然の生活変化、進歩なんでしょうか?
確かに太陽光などのクリーンなエネルギーを使ってのオール電化住宅、何より安全で便利な生活に変わっていくのは当然の流れでしょう。庭の落ち葉でさえ「可燃物ゴミ袋」に詰め込む。エアコンで暖をとり、IHテーブルで調理する。そんな生活をしながら火を使わず、火を扱う技術も知識もなくなってしまって果たして良いのでしょうか?去年実施したキャンプ合宿40人のなかでも薪にちゃんと火をつけた人は皆無でした。炭に直接ライターの炎をかざす人もいたほどです。
今さら、生活のなかで火おこしを覚える必要もないかもしれません。しかし、火を用いコントロールする能力は人類だけに与えられたものです。長い歴史のなかで培ってきた火と向き合う暮らしと文化を多くの人に紹介できるよう、後世につなげられるようこれからも学んでいきたいと思います。

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広大な阿蘇の草原は千年の歴史のなかで人々の手によって「野焼き」をはじめとする維持管理がされてきたからこそ。
2010.3/27 熊本・南阿蘇村夜竈門山にて

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左:肥料も農薬も使わない「焼畑」田に火と書いて畑、日本全国の山間地で行われていた。2009.8/20 宮崎・椎葉村
右:山間の作小屋などで使われていた「灯り台」 宮崎・西米良村

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左:西日本一の奇祭ともいわれる南郷師走祭り。天をも焦がす炎が百済の王を迎える。2010.1/22 宮崎・美郷町
右:野焼きと共に阿蘇の春を告げる「阿蘇神社の火振り神事」 2009.3/16 熊本・阿蘇市

火の持つ神秘性、人を惹きつける引力は祭事に欠かせないものです。


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